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zoom RSS 「遺灰」でダイヤモンド、埋葬に代わる選択肢にも 香港

<<   作成日時 : 2012/05/28 00:25   >>

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香港に住むエバ・ウーさんは2011年1月、17歳だった息子をがんのために失った。生前と同じようにずっとそばにいて欲しいとの思いから、遺灰でダイヤモンドを作り、十字架のネックレスにして身に着けている。「息子が近くにいる気がして心が落ち着く。これは100%あの子だから」とウーさんは言う。

ダイヤはスイスに本社を置くアルゴダンザの香港法人が製作した。アルゴダンザはスイスのロマンシュ語で「追悼」の意味。もともとエンジニアだった香港法人代表のスコット・ファン氏は、07年に親類の死をきっかけとして遺灰ダイヤモンドの需要に思い至る。香港の葬送業は心がこもらず、埋葬の選択肢も少ないと実感していた。

ファン氏によると、ダイヤの製造工程は比較的単純だという。200グラム分の遺灰をスイスの工場に送って炭素を抽出し、純度を99%以上に高めて黒鉛を生成。機械を使って火山並みの高圧と高温をかけ、約9時間で合成ダイヤモンドが出来上がる。ダイヤは人体にある天然成分のホウ素のために青みがかった色になる。

値段は4分の1カラットのダイヤモンドが約3000ドル(約24万円)、最も大きい2カラットで約3万7000ドル(約295万円)。一方、香港で埋葬すれば棺の種類によって2000ドル〜20万ドルの料金がかかる。

土地が狭く不動産価格が高い香港では、墓地もいっぱいで埋葬は高くつく。香港政府が許可する遺体の埋葬期間は最大で6年。その期間が過ぎると墓を掘り起こして火葬しなければならない。

ファン氏が08年にアルゴダンザの香港法人を設立して以来、売り上げは2倍になった。ただ、中国では伝統的に死にまつわるビジネスがタブー視され、開業当初は父親にも反対されたという。しかし、毎年亡くなった親族の墓参りをするといった伝統が今後の世代にも受け継がれるかどうかは疑問だと話すと、父親も納得してくれたという。

その父親は数週間前に、肝臓がんの合併症で亡くなった。ファン氏は遺灰でダイヤモンドを作り、世界各地に住む4人の子どもで分けることにしている。

ウーさんの場合も、息子の遺灰からダイヤモンドを作るという考えを家族に受け入れてもらうまでには時間がかかったが、「それで心が安らぐのなら、そうしなさいと言ってもらえた」という。

愛する人の遺灰を追悼ダイヤモンドにすることは、誰もが望む方法とは言えないとはウーさんも認識している。それでも亡くなった人への愛情と同じように、ダイヤモンドはほぼ永遠だからと言い添えた。
(CNN.co.jp 5月26日)

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