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zoom RSS 交流サイトで自殺「中継」、通報者なく女性死亡 台湾

<<   作成日時 : 2012/04/16 00:14   >>

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台湾で3月中旬、31歳の女性が恋愛を苦に自殺を試み、インターネット交流サイト「フエイスブック」でその過程を約1時間にわたって「実況中継」したところ、様子を“見て”いた9人のうち誰も警察や救急に通報せず、女性が死に至る事件が起きた。交遊範囲を手軽に広げられる一方で、現実から遊離し人間関係が希薄になりかねないネット社会の闇が改めて浮き彫りになった。

台湾の大衆紙、リンゴ日報が3月27日付の1面で報じた記事などによると、台北市近郊の新北市に住むサービス業の女性(31)が17日深夜から18日未明にかけ、自室で木炭を燃やして自殺した。18日は女性の誕生日だった。

女性は3年前に知り合い昨年5月から交際を始めた宅配便の運転手男性(36)と同棲(どうせい)し、結婚するつもりでいた。だが、この男性が度々家を不在にするため、昔の恋人との関係を続けていると疑い、さらに、自分の給与から男性の実家へ仕送りすることにも悩みを抱えていた。

「実況中継」の様子はこうだ。誕生日前日に男性が帰ってこないと分かった女性は17日午後11時46分、フエイスブックのサイトに、木炭の入ったバーベキュー用コンロの写真を掲載し、こう書き込んだ。「今日は私の誕生日。カレは帰ってこない。まただよ。バイバイ、私を愛した人と私が愛した人。こんな世界はもうたくさん」。

その後、サイト上の「友達」から「次(の恋)はもっと良いはず」などと書き込みがあり、やり取りを続けるが18日零時22分、火のついた木炭の写真を掲載。異変に気づいた一部の「友達」が、直接会おうとするなど説得の書き込みを始めた。

だが、女性は同34分、煙が充満した写真を掲載。「もう手遅れ。もう死ぬのに、まだFB(フエイスブック)が必要なのね。FB中毒だわ。ハハ」。そして同53分に「煙たくて目に涙。もう返事しないで」と書き込んだのが最期の言葉になった。

女性のフェイスブックには、164人の「友達」が登録。67分間の「中継」中、9人が書き込みをし、7人が自殺を止めようとしたが、通報した人はいなかった。さらに、12人が「いいね!」ボタンを押していた。

男性は18日午前7時に帰宅し、変わり果てた女性の姿を発見し警察に通報。警察には「仕事が終わってから友人とカラオケに行っていた」と話した。女性の携帯電話には17日午後9時以降、何度も男性に電話をかけた記録が残っていた。

警察は現場の状況から自殺として処理し、フェイスブック上での「中継」は把握していなかった。自殺から7日後、「友達」の一人がリンゴ日報に情報提供し、報道に繋がったという。

衝撃的な事件の内容に、同紙報道の翌日には、台湾の主要各紙や中国のメディアが相次いで報じたほか、AP通信も記事を配信。フェイスブックは女性の死に対し遺憾の意を表明した。

フェイスブックは全世界で7億5000万人が登録するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の最大手。4月1日付の台湾紙、自由時報(電子版)によると、台湾でも人口の4割超に当たる約1000万人が登録し、一人平均130人の「友達」がいるという。

だが、3月28日配信のAP通信の記事は、事件について「インターネット世代が社会的に孤立していることの表れだ」とする専門家のコメントを紹介している。この専門家は、通報者がいなかったことも「ネット上で見たことが本当に起きているのか疑い、行動に移せなかったのだろう」としている。
(産経新聞 4月15日)

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